のぼり旗にはイベントをアピールする効果がある
のぼり旗にはイベントをアピールする力があります。
その理由のひとつはまず、旗というものが人の目を引くものだからです。
旗はサイズが大きければ大きいほどに目立ちます。
のぼり旗サイズの旗は普通は一般家庭にはないものなので珍しく、それが立っていると
「あそこで何かが行われているな」とそばを通る人や、遠くにいる人もわかります。
旗は風の力で動きますし、動くものというのも自然に人の目を引きつけるものです。
のぼり旗は目立つものなので、まず人々に「イベントをここでやっていますよ」と
アピールすることができるのです。
太古の旗はエジプトで誕生!石の彫刻が始まり
紀元前3000年以上も前に古代エジプトで作られたオリジナルの旗は、
現代のような布などで作られたものとはまったく違った形状をしていました。
長いポールの先に模様などが彫刻されていて、それはワシやライオンや
太陽のような信仰のシンボルだったと考えられています。
それら史上最古の旗はエジプト国内での地域を区別するために作られたものであり、
古代エジプトからギリシャ、ローマ、ペルシャなどのいろいろな国々へも広がっていったのです。
古代エジプトの人々にはオリジナルの旗を作り出す以前の紀元前5000年ごろには
すでに織物の技術がありましたが、始めに作り出した頃には布で作って風にはためかせるよりも
ポールの先でシンボルを目立たせることに主眼を置いていました。
そのため最初に布で作り出したのは古代ローマで旗が作られるようになってからで、
ローマ軍の部隊がそれぞれオリジナルの軍旗を作るようになった過程において
ベキシルムという赤く四角い旗が出来たのです。
イベントを活気づけるのぼり旗
また、旗がたくさんたっていればいるほど「活気がある場所だ」と
人々に印象づけることができます。
活気がある場所に人は集まって来ます。どんなに良いイベントを準備しても、
それに気づいてもらわなければ意味がありません。
それを開催していることに気づいてもらい、足を運んでもらうために
のぼり旗でアピールするのは有効な手段です。
そのため、可能であれば数日早めに会場やその周辺にのぼり旗を
立てておき、近いうちにイベントが開催されることをアピールする
という方法もあるでしょう。
特にイベント用ののぼり旗は短期間での使用が多いですから、
なるべく有効的に活用する方法を考えておきたいものです。
そういったことをふまえた上で、デザインを考えるのも良いでしょう。