のぼり旗の効果的な活用方法はいろいろありますが、使用される状況に応じてポイントが違います。

不動産用ののぼり旗

不動産の展示場でよく目にする販売促進ツールとして、簡易テント、垂れ幕、
スタンド看板等があります。

 

中でも幅広く活かせるのぼり旗は、設置の手軽さ、費用の面からもよく利用されています。
より効果的な展示場の販売促進ツールとするために、来客されるお客様の視点と
設置する会社からの視点とで、考察する必要があります。テナント募集

 

まず、お客様の視点ですが、展示場の各物件を見学してもらうため、
入りやすい印象を与える内容が効果的となります。


デザインや字体は明るく、見やすいもので、表記内容はアピール事項を
単純明快なノボリにしたものの方が好感が持たれます。

 

次に、展示会社視点ですが、展示場には多数の不動産会社が参加しているため、
自社名が目立つ内容が効果的です。
この場合は、商品アピールというより自社アピールに重点を置いて、
のぼり旗のデザインや字体を考慮することが必要です。

 

これらの二つの視点で、清潔感のある下地にデザイン、大きさ、数を考慮して、
のぼり旗を設置することが、不動産の展示場に利用する場面においては
より効果的と言えます。

のぼりのRやV、Aの変形カット

人の目に留まりやすい視認性の高いデザインのポイント


のぼり旗を注文する時に、そこに入れる店名などの文字の大きさなどを
どのようにすれば人の目にとまるようになるのかを考えることが重要です。


のぼり旗とそれを見る人の距離により文字の大きさが違ってくるのは当然で、
距離が離れるにつれて文字は見えにくくなります。


文字の大きさの簡単な目安は文字サイズの200倍がみやすい距離といい、
例えば1cmの文字ならば距離は2メートル・50cmの文字では距離は100mとなるのです。


その時には文字の太さや画数も見やすさに関係してきて、細い文字より太い文字の方・
明朝体よりゴシック体が一般的には見やすくなるが、一方では太すぎると
少し離れてしまうと文字が塊のように見える場合もあります。


人がのぼり旗を視認する時間は、車からでも徒歩でも通り過ぎる場合には
約1秒だと言われているので、その短時間にそののぼり旗が意味しているものを
しっかりと伝えなくてはならないのです。


その短い間に見てそれから立ち寄ろうと、判断するまでの時間は約7秒だと言われています。


徒歩であればそれは大丈夫なのですが、車の場合はかなり手前で認識しなければならないのです。
車や歩いている人が進行する7秒前に1秒、のぼり旗の内容や意図を
伝えるようにすることが大切になります。